妊娠から退職まで 私が妊娠5か月で仕事を辞めた3つの理由
こんにちは😊
今日もご覧くださり、ありがとうございます❗
約2年続けたパートを退職して早10日。
ようやく新しい生活のリズムもできつつあるかな?
という今日この頃です。
私は妊娠を期に仕事を辞めてしまいましたが、今日はその決断に至るお話しを。
今時、妊娠→退職というという選択を女性が皆するわけではないですね。
特に私の様な実家が側にある地方暮らしなら尚更、祖父母の協力を得たりしながら仕事を続ける人が多いのかなと思います。
そんな中、私は妊娠5か月、いわゆる安定期に入ってすぐのタイミングでの退職を決意しました。
主な理由は以下の3つ
①育児休暇制度の対象外の雇用形態だったこと。
②35歳の高齢出産、出来る限り後悔のない慎重な妊娠生活を送りたいという思いが強かったこと。
③出産前に息子との時間を充実させたい。
まずは、①に関して、私の勤務条件などを。
・事務職
・平日月~金、9時半から16時(内休憩1時間)までの勤務。
・土日祝日は完全にお休み。カレンダー通りの勤務日。
・一週間あたりの勤務時間は27.5時間で雇用保険もかかっています。
加えて重労働もなく、座りっぱなしの時間もある位、事務専門の職種でした。
仕事内容、条件は妊婦でも無理なく働ける。
ただ、私の雇用形態はどれだけ続けても育児休業給付金の対象外でした。
そもそも、育休制度は休業を開始した日以前の2年間に雇用保険(週20時間以上の勤務なら加入必須)の被保険者期間が12か月以上必要です。
まず、その点は私もクリアしています。
それに加えて私は、臨時採用という形の有期雇用労働者。(契約期間の定めのある労働者です。)
有期雇用労働者について育休制度を利用する為には無期雇用労働者(簡単に言うと正社員の方など、期間の定めのない労働者です。)と違う条件をクリアする必要があります。
それは、同一の事業主の下で1年以上雇用されていて、かつ、生まれる子どもが1歳6か月までの間に労働契約が更新されないと言われていないこと。
つまり、同じ会社に1年以上在籍していることと、出産後1年半経過する頃に契約更新が打ち切られると言われていないこと。
ここに私がひっかかってくるんです。
臨時採用という身のため、数か月から最長1年(年度区切り)で契約更新をしていたのですが、更新の際の採用条件には必ず「契約更新の見込みなし」と記されていたので。
これは私の仕事柄ということもあって仕方なく、常に更新があるかどうか、確信のない状況だったということです。
表向きはこう書かれていても、私と同じ条件で働く人は皆ほとんど更新はされるのが常だったのですが・・・
ただ、雇用契約がこうなっている以上、育休制度の「子供が1歳6か月の段階云々~」の話にはかすりもしないという。
一度職を離れたらそれで一旦終わりという状況だったのです。
育休制度って、働く女性(男性も取得が増えてますね!)が長期間育児に専念するための経済的な安心材料で、魅力的な制度ですよね。
私は息子を妊娠時にも当時の仕事を辞めているので、取得経験はありませんが・・・
今回は自分の希望の有無に関わらず、育休制度に該当しないことは、第2子妊娠を希望する中で、気づいていたことだったので、仕方ありません。
ちょうど、3月末が年度の区切りで契約更新のタイミング。
会社側からも「出産前もう少し続けてみない?」とお言葉もいただいていました。
安定期に入って、体調も整ってきてはいましたが、キリのいいタイミングでの退職を決意しました。
それが妊娠5か月の段階だったからというだけで、この更新のタイミングが7か月位までだったら、体の許す限り、頑張っていたとは思います。
ただ、正社員勤務をされている方のように、世間一般の産前8週とかまではがんばれなかったかな??
気持ち的に不安で・・・
それが理由②に続きます。
※育児休業制度は他にも詳しい条件等あると思います。
ここに記したのはあくまで私の場合ということで、ご理解お願い致します。
②に関して・・・
35歳の誕生日を迎える直前に今回の妊娠が分りました。
実は、私は1年半前に子宮筋腫手術を受けています。
また、今回の妊娠が分かる3か月前にも1度流産を経験しました。
筋腫手術と流産のことについては、自分の記録として残しておきたいので、後日詳しく記事にしようと思います。
息子を出産したのが29歳の時。
ぎりぎりだったけど、まだ20代だった私。
それから月日は流れ、35歳になった今。
高齢出産という言葉が嫌でも頭に重くのしかかってきます。
特に、婦人科系の手術をしたことや、辛い流産の経験。
初産ではないとしても、今回の妊娠・出産は私にとって精神的にすごくハードルの大きなものになってしまいました。
「あのときこうしていれば・・・もっと自分がこうだったら・・・」という部分を作りたくなかったのです。
それが、早い段階での退職の決意につながりました。
経産婦は初産婦より切迫早産のリスクも高いそうです。
妊娠中に絶対はないし、他の人がそうだったからといいって自分はそうじゃないかもしれない。
そういう危機感がすごくあるのです。
仕事を続けるという事は自分の体調に関わらず、生活リズムを一定にしなければならない中で、必ず無理をしてしまう部分があります。
家にいたら体がなまってよくない、という意見もあるでしょう。
私は私なりに赤ちゃんの声に耳を傾けながら、出来る範囲で体を動かしたり、のんびりしたりしたいなぁと。
そしてもう一つ理由③に続きます。
③の息子とに時間を大切にしたかったということ。
これに関しては、私が仕事を始めてからずっと悶々と考えていたことでした。
フルタイム勤務をしていらっしゃる方からしたら、残業もない私のようなパートタイムの仕事なんて負担でもなんでもないと思われるかもしれませんが、私にはちょっとキャパオーバーだなと感じるところもあって。
平日、夫の帰宅は遅く、家事や育児を手伝ってもらうことはできません。
近くに祖父母が住んでいるので、いざというときは何でもお願いできる環境にありながら、出来る限り、息子のことは自分で全てお世話したい、人任せにしたくないという強い想いがあります。
私が就労していた頃の息子の在園時間は8時半~16時半。
私の就労時間は9時半~16時。
市役所に寄ったり、平日にしかできないちょっとした用事は就業前もしくはお昼休みに済ませていました。
帰宅後の家事をスムーズにするために、16時の終業後、息子のお迎えまでの間に猛ダッシュでスーパーに寄ったり。
帰宅後はおやつを食べる息子の隣で夕飯作り。
2人で夕飯を食べて片づけ、お風呂と流れ作業です。
合間合間、息子が「○○して遊ぼう」と誘ってきますが、それどころじゃなかったり。
お風呂上りには、私自身が眠くてクタクタでした。
寝る前の絵本を1冊読んであげるのが精いっぱい。
満4歳の直前まで家庭で保育していた頃に比べて、息子との関わりが激減していることに、不安というか疑問を感じる日々。
繰り返しますが、フルタイム勤務で家事も育児もこなしていらっしゃる方からしたら、当然で、私の考えが甘いと言われるかもしれませんが・・・。
入園してからの2年間、息子の成長をしみじみと実感する機会や、日々の関わりの中で感じる幸せみたいなものが薄れていっている気がしてなりませんでした。
子供が一番母親を求める幼児期に、こういう生活を続けるのは後々の後悔につながるんじゃないかと・・・
あくまでも私の育児に関する価値観として、そう感じていました。
そんな中、2人目の妊娠。
もうすぐ6歳になる息子は、一人っ子の期間が長いので、兄弟の誕生に戸惑ったり、親がびっくりするような赤ちゃん返りをすることも考えられます。
一人っ子の時間にタイムリミットができた今、残りの時間、思い切り息子と関わりたい。
と強く思うようになりました。
子供はいずれ親元を巣立っていくもの。
心身ともに親を頼ってくれるのは今のうちだけ。
その気持ちにできる限りこたえたい。
親と密接な特別な時間を持つことで、第2子誕生後の息子の心の安定につながればと思っています。
今まで仕事の疲労に負けてできなかった、「ああしてあげたい、こうしてあげたい」と思っていたことの実現を積み重ねていきたい。
もちろん、子供と過ごす時間は自由がきかない分、親も忍耐や我慢が必要だったりしますが。
あと、余談ですが、仕事をしていた頃に、忙しくて少しずつ荒れていく家庭(整理整頓という意味で)を立て直したいなと思っています。
妊娠すると女性は巣作り本能が芽生えるそうで、私も例に漏れず、お家を整えたい気持ちがムクムクと。
春の温かい気候も、その気持ちを後押ししてくれますね。
赤ちゃんとの生活がしやすい家、突然の来客でもどうぞ~と言える家目指して、頑張ります!
このブログでもその辺を公開できればなぁと思っています。
長くなりましたが以上、3つの理由で私は妊娠を期に仕事を辞めました。
色んな働き方、色んな育児に対する考えがあると思います。
今日のお話は夫とも何度も話し合いの結果、私たち家族が出した結論です。
母親として子どもを育てる中(妊娠中も含め)で、少しでも後悔しない方を選択したい。
経済的にはもちろん、母親が就労している方が安定します。
今は、少し節約を余儀なくされても、子供との時間を大切に。
いつか子供がもう少し成長して、学費の工面など経済的力UPが子供の幸せに一番つながると判断される時がくれば、迷わず頑張って働くつもりです。
※追記※
関連記事アップしたので、こちらにも貼ってみます。
よかったらどうぞ~
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mameimokuri.hatenablog.com
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