子宮筋腫 発覚から摘出手術まで その1
こんにちは。
今日もご覧くださり、ありがとうございます❗
先日の記事にもちらっと書きましたが、約1年半前(2017年)33歳の時に子宮筋腫の腹腔鏡手術を受けました。
今日は筋腫の発覚と手術にいたるまでも書いてみようと思います。
少し時間が経ってしまったので曖昧な部分もありますが...
①子宮筋腫発覚のときのこと
息子を出産したのが2013年夏。
そらから約一年後の2014年の秋、とある事情で婦人科を受診。
その時に初めて筋腫があることを知らされました。
診察してくれた先生があまりにも軽い口調で「筋腫あるからねー、まぁ、この先どうなっていくか分からないけど、二人目考えてるなら早めがいいかも」と。
子宮筋腫ってよく聞きますが、詳しくは分かっていなかった私。
もちろん驚きと何者か分からないその病気に恐怖を感じました。
帰宅して夫に報告。
二人でスマホ片手に色々調べてみました。
分かったことは、
・良性の腫瘍であることがほとんどで、ガンなどになっていく可能性は低い。
・出来る場所が子宮内側なのか、外側なのかによっても自覚症状などが変わってくる。
・そのままほっておいて、サイズが変わらない人もいれば、巨大化していく場合もある。
・要経過観察。
良性の腫瘍と知って、ほっと一安心。
この時点での私の筋腫の大きさは2㎝くらい。
半年~一年単位で経過観察していけばいいと分かり、あまり深く考えないようにしました。
②発覚から一年後 人間ドックにて
2015年の暮れに人間性ドッグをうけたのですが、その際も筋腫を指摘されました。
サイズは2~3㎝とのこと。
一年前の初診から大きな変化は特にありませんでした。
また、人間ドックで診察してくれた先生にも「二人目は確かに早く考えた方がいい」と言われました。
でも、この時点では楽天的だった私。
1年経っても特にサイズが大きくなってなかったし、このままもう少し様子を見ようと。
なぜなら、その当時は2歳のやんちゃ盛りの息子を連れて地元を離れ、家族3人だけでの都内での暮らしを始めたばかりの頃。
新天地でなんとか生活の基盤を作ろうと必死でした。
何かの時に避難して育児を手助けしてくれる実家は遠く。
まだまだ手のかかる息子と二人きりで過ごす平日の時間を思うと、自分が妊婦になるなんてハードルが高すぎて想像もできなかったのです。
そんなこんなで、あっという間に2016年。
息子は3歳になりました。
③妊娠を望み始めた2016年以降
家族3人だけの都内での暮らしを始めて1年が経ちました。
日に日に成長を遂げる息子。
大変なのは変わらないけど、確実に育児は楽になってきているのを実感していました。
児童館や公園で出会う同じ歳くらいのお友達にはどんどん兄弟ができていって。
私自身も少しずつ2人目を意識するように。
のんびり妊活を始めようと思い始めました。
ただ、この都内で暮らした期間、1年半の間、一度も婦人科検診を受けていませんでした。
今思えば、筋腫に関して楽天的だったなぁと。
④2017年 都内から地元に戻り、1年半ぶりの婦人科検診
地元に戻り、自宅近くに新しい婦人科ができました。
妊娠を望み始めて半年以上が経過し、少し焦りや不安が出始めた頃。
ほったらかしにしていた筋腫の経過観察もかねて、受診してみることに。
筋腫発覚から約3年。
最後に婦人科受診してから1年半の頃のことです。
受診結果でなんと、この1年半の間に2~3㎝だった筋腫は5〜6㎝に成長していることが発覚。
先生からもはっきり、「小さくはない、それなりの大きさ。」と言われました。
ただ、妊娠するのにそれが障害になるかということは断言できないと。
筋腫はあくまでも他の(排卵障害など)不妊要素を調べて、何も他に要素が見当たらない時に要因としてあげらる。
筋腫が大きくなっていることにショックを受けたものの、短いスパンで検診を受けながら、今まで通り妊活していこうと思いました。
でも、内心は息子を授かった時のようにスムーズに妊娠できないことに関してかなり焦り始めていたので、このままで大丈夫なのかな?と焦りもありました。
⑤2017年夏 筋腫による月経過多が顕著に・・・
そもそも、私の筋腫の自覚症状としては月経過多がありました。
ただ、筋腫発覚以来、ずっと専業主婦だったので、自分のタイミングでお手洗いに行けたし、特別厄介には感じていませんでした。
(徐々に量が増えていることを感じながらも、慣れっこになっていたのだと思います)
地元に戻り、前述の定期健診を受けてから2か月ほど経った頃、仕事も始めて新生活の日々。
ある日、昼休憩中に大量出血。
洋服にも目立つシミができるほどでした。
こんなことは初めてで、一瞬のことで、何がなんだかわからず・・・。
帰宅する時間もなく、午後からの仕事は誰かに気づかれはしないかとヒヤヒヤドキドキ。
このアクシデントをきっかけに、自分の筋腫、月経過多が「日常生活がまともに送れないレベル」だと気付き始めました。
⑥再受診→精密検査へ
月経過多のアクシデント後、再度婦人科に受診。
2017年8月のことです。
短い期間に、筋腫はますます大きくなっており、7~8㎝大とのこと。
月経過多の自覚症状も先生に相談すると、将来的な手術も見据えつつ、一度大きな病院でMRIを撮影する事を勧められました。
今まで、通常のエコーのみでの確認を続けてきましたが、MRIを撮ると、より正確な筋腫の大きさ、子宮と筋腫の位置関係(筋腫による子宮変形含む)が分るそうです。
深刻な話になってきたなぁと、不安とショックが入り混じりつつ、でも前進あるのみと思い、検査を決めました。
⑦精密検査→手術決断
紹介状を手に、総合病院でMRI撮影に向かいました。
検査結果は後日、かかりつけ医に送るとのことで、再度前述の婦人科受診。
そこで見た、自分のMRI写真、もう衝撃的すぎて!!!
輪切り状に撮影された自分の子宮近辺。
その真ん中に赤ちゃんの頭のようなの形の大きな筋腫のかたまり・・・。
こんなものが私のお腹の中に・・・!!
先生からも筋腫の大きさは「新生児の頭大」と言われました。
また、問題なのは大きさだけでなく、筋腫の存在によって、子宮が大きく変形していて子宮内面積を拡大させており、それが月経過多の原因だと。
また、位置も悪く、卵巣と子宮をつなぐあたり、(先生いわく、卵子と精子が出会うスポット?あたり)にあるということ。
妊娠を望んでいたので、先生も「これではなかなか妊娠しずらくてもおかしくない」とのこと。
また偶然妊娠出来たとしても、大きく変形した子宮に赤ちゃんを育てていく十分なスペースがないそうで。(子宮内面積は拡大していますがせんべいみたく平たい空間で、そこは赤ちゃんの発育に不適切ということだと思います。)
仮に妊娠を望んでいない場合でも、年齢的に閉経まで平均してまだ10年あるとして、このままのサイズで温存して逃げ切れるとは思えない。
どこかで手術を決断するのが望ましいという判断でした。
筋腫が少しでも小さい内の方が開腹手術を避けられ、腹腔鏡手術で体への負担も軽減できる。
ただ、あくまでも筋腫自体は良性の腫瘍であることがほとんどで、手術を考えるなら半年~1年ペースでもう少し見守ってからでも遅くはないとのこと。
妊娠を考えているなら言わずもがな。
手術後、半年は子宮を休めなければならないので、再度妊活を始められるまでのタイムスパン、自分の年齢(当時34歳)を思うと決断を急がなければなりません。
そうは言っても、検査結果に動揺している私。
その場で即断できるわけはなく、一旦帰宅して夫と相談することにしました。
帰宅後、夫に相談。
話せば話すほどに、やはり、「早めの手術を」という気持ちも固まり、翌日手術が受けられる大きな病院への紹介状をもらいに行くことに決めました。
紹介状を持って行ったのは2017年10月のことで、実際の手術の予約はその年の11月末に決まりました。
長くなったので、次回、手術の詳細を記します(^^)
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
お帰りの際、クリックしていただければ嬉しいです!
↓ ↓ ↓
コストコのベーグル
お昼ごはんの後物足りなくて丸一個平らげてしまった😵💧
妊婦の食欲と体重管理、永遠のテーマです...